「頑張らなくていいよ」と言われても止められない時。

斉木智美です。

ビリーフチェンジという心理セラピーを
創始者の 棚田克彦先生とともに教えています。

 

自分らしく幸せな結婚や働き方をするための
心理カウンセリング・コーチングを
大阪・神戸、東京で行っています。

 

 

心理の世界でよく聞く
「頑張らなくていいよー」という言葉。

 

正直、 これを言うのも聞くのも違和感を感じます。

 

なぜなら 「頑張らなくていいよ」と言われて
頑張るのをやめたはずなのに、

 

「やっぱりシンドくなりました。。。」と
セラピーを受けに来られる方が多いんですよね。

 

なぜ、 頑張るのを手放したはずなのに、
また シンドくなってしまったのでしょうか。

 

お話しを伺ってみると、
「頑張らなくていいよー」って言われた方は、みなさん、

 

「いま、頑張っていること」は
手放していたんですよね。

 

だけど。

 

せっかく 目の前の頑張ってることを
手放したのに、

また、別のことを 頑張り始めていたんです。

 

たとえば、
仕事をがんばるのを止めたけど、
今度は、「頑張って遊ぶ」ようになった、 とかね。

 

冗談のような話しですが
意外に多いんです。

 

ある方は、

 

「オフの日も、外出の予定で
スケジュールがびっちり埋まってます。


仕事は頑張らなくなったけど、
その分、遊んだり、プライベートを充実させることを
頑張ってしまって、、、

 

この間も、旅行に行ったんですけど、
次々と行きたいところを回って、
一日弾丸ツアーみたいなノリで。


家に帰ってきたら、ぐったりでした。

 

そういえば最近、
家でゆっくり くつろげてないかも。。。」


 

とおっしゃっていました。

 

また別の方は、


「他の人のために 頑張ることは止めたけど、
今度は、がんばって
カウンセリングやセミナーに通いつづけてるかも。。。」

 

 

せっかく目の前の頑張りを
手放したハズなのに、

結局、「頑張る対象が変わっただけ」なので、
やっぱりシンドイまま、、、なんてことが起きていたんです。

 

 

つい頑張ってしまうお気持ちも わかります。

 

頑張っている自覚がない方も
いらっしゃると思います。

 

だけど、 それで疲弊してしまって、
本当にやりたいことのために
エネルギーが使えなかったとしたら
もったいないと思うんですよね。

 

では、 どうしたらいいかというと。

 

 

頑張りすぎちゃうときは、
ご自身に、こう言ってあげてください。

 

「チカラを抜いて、頑張ったらいいよ。」って。

 

すぐに 頑張りが止められないとしても
大丈夫です。^^

 

少しずつでいいので、

 

●おおきく深呼吸をする
●肩のチカラを抜く
●顔のチカラを抜いて、微笑んでみる。

 

そんな風に、あえて意識して
チカラを抜く時間を 
とってもらえたらいいかなと 思います。

 

頑張るのは悪いことじゃない
ですもんね。

 

チカラを抜いて、頑張ったらいいんですよ。^^

 

 

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