自分じゃない誰かを演じて偽るのはやめよう【自己肯定感を高めるために】

演じている,自分じゃない,偽りの自分

自己肯定感が低い人の中には、いつも「自分じゃない誰かを演じている感覚がある」という方がいます。

少しの背伸びが自己成長につながることもあるものの、「人前で見せる自分」が「本来の自分」とかけ離れてしまうと苦しくなってしまうんですね。

この記事では、自己肯定感が下がる要因にもなる「違う自分を演じてしまう」その心理と解決法を書いていきます。

目次

自分じゃない誰かを演じているとは

自分を偽る,見せかけの自分,いつも演じている

自分じゃない誰かを演じているとは、言い換えると

・自然体な自分でいない
・相手に合わせた自分を見せている


周りに好かれるために、嫌われないために、あるいは その場をうまく乗り切るために、本来の自然な自分ではなく、相手に合わせた自分を人に見せている、そんな「自分を偽っている状態のことです。

たとえば、無理して明るく振舞ったり、いじられキャラを演じたり、または自信のあるフリをしていたり。

自分を偽ると自己肯定感も下がってしまう

そもそも自分を偽っていると、それが上手くいっても いかなくても、結局は自己嫌悪が強くなってしまうんですよね。

たとえ演じた自分が好かれたところで、それって本当の自分じゃないから、素直に好意を受け取れないですし、

その反対に、演じているのに相手から好かれなかったら「こんなに頑張ったのに」「やっぱり私は好かれない」という落ち込んだり、自己否定が強くなってしまいます。

どちらに転んでも自己嫌悪につながってしまうのなら、「相手に合わせて演じてしまう」そのやり方や考え方を変えていきましょう。

偽ってしまう自分も自分

自分を偽る,偽りの自分

そうは言っても、いきなり素の自分で人とつきあいましょう!といっても、なかなかハードルが高いと思うんです。

自分を偽っていると自己肯定感が下がると書きましたが、そもそも素の自分を肯定できないから「違う自分」を演じてしまう訳ですし…。

らぼちゃん

自己肯定感が低い→演じる→さらに自己肯定感が下がるという悪循環から抜け出すためにも、今から考え方を変えていきますよ!



そもそも「自分を偽っている」「違う自分を演じている」と言っても、まったくの別人になるわけではないですし、偽りや演じている部分も引っくるめて「それが自分」だと思うんです。


無理して明るく振舞うのも、いじられキャラを演じるのも、出来るフリをするのも、そういった要素が自分に中にあって、それを表現しているに過ぎないのです。

演じる自分を変えていく

自分以外の誰かになりたい

ただそれで疲れてしまったり、「また周りに合わせて無理して演じちゃった…」と自分を責めてしまうとしたら、それは、

自分の本心とは違う自分を表現してしまった」からですよね。

本当はもっと落ち着いていたのにテンション上げて場を盛り上げたとか、いじられるのもバカにされるのも嫌なのに いじられキャラを演じてしまった、とか、

「その時の気持ちや本心」と「表現している自分」にズレがあると苦しくなってしまうもの。

それでも、本当の気持ちや考えを表現したり、いわゆる「本当の自分」を見せることに抵抗がある方も多いのも事実です。

なので、自分を演じても全然OKです。そして、


どうせ演じるなら「自分が好きな自分」を演じましょう。


相手に好かれるための「自分」ではなく、自分が好きになれる「自分」を演じるのです。

らぼちゃん

上に書いた通り、相手に好かれる自分を演じたところで、それで好かれても好かれなくても自己肯定感には繋がりません。であれば、自分が好きな自分を演じたほうがいいですよ!

あなたが理想とする「自分」はどんな風に振舞っていますか?

かつての私はノートにこう書きました。

⚫︎ 話したくないのに無理して話さない。
⚫︎ 笑いたくないのに作った笑いをしない。
⚫︎ 分からないこと、出来ないことを素直に伝えている
⚫︎ 自己卑下する言葉を自分から言わない


愛想の良さは減ったかもしれませんが(笑)、これが私が理想とする自分でした。

自分の中で不一致が起こるのが嫌だったんですよね。周りからの評価が下がったとしても、自分が納得できる自分でいようと思いました。

そんな自分を演じたまま あるセミナーに参加した時、「周りが愛想笑いしてるのに笑わないから、逆にすごく気になる存在だったし、もっと話しがしたいと思ってた」と言われて、すごく驚きました。


結局人って、いい人かどうかより「自己一致してる人かどうか」を見てるのかもしれません。そう感じるほど、「無愛想なのに好かれた」って衝撃的な体験でした。


変化への一歩は、自分の理想を明確にすることです。
ノートにぜひ書き出してみてください。

あなたが理想とする「自分」はどんな風に振舞っていますか?

まとめ:好きな自分を演じよううせ演じるなら「自分が好きな自分」を

違う自分を演じて苦しい時は、「自分が望んでいない自分」を演じている時です。

周りに合わせた自分や、高すぎる理想な自分など、今の自分が望んでいない自分になろうと偽るから、疲弊したり自己嫌悪になってしまうんですね。

そうした時はまず、「自分が好きな自分」「今の自分が理想とする自分」を演じてみましょう。


24時間365日、一生共にいるのは自分です。
相手に好かれるための「自分」ではなく、自分が好きになれる「自分」を演じていくのです。

少しの背伸びが自分を成長させてくれることは多々あります。

「偽っている」「演じている」ではなく「自分を成長させるための少しの背伸び」と捉えると、気持ちも楽になるかもしれません。

らぼちゃん

大事なことは、ついやってしまうパターンを否定するのではなく、それをプラスに生かしていくこと。今すぐ出来る幸せになる方法なので、試して損はないはずです♪

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