「感情を感じましょう」というけど、どうしたら感じているかが分かるのか論

心理セラピストの斉木智美です。

自信がない、自己否定が強い方が自己肯定感を高め、結婚生活やパートナーシップで幸せになるサポートをしています。

また、大阪・神戸、東京でビリーフチェンジという心理セラピーを教える、日本プロセラピスト養成協会の認定講師をしています。

 

「感情を大切にしましょう」「感情を感じましょう」という言葉。本やネットなどで一度は聞いたことがありますか?


私は職業柄、周りに心理セラピスト・カウンセラーが多いので「感情を大切に」というメッセージをよく見かけます。^^;

 

一方で、セラピーを受けた方から、こう訊かれることも多いです、「自分がちゃんと感情を感じているのか分からない」って。

 

そう訊かれる方の中には、「ずっと気持ちを抑えてきたから、感情を感じているか分からない」という人もいるんですけど、どちらかというと、


「自分の感情は感じれてると思うんだけど、果たして、これがちゃんと感じられているのかが、分からない」という方のほうが多いような気がします。

 

たしかに、感情ってちゃんと感じられてるのか、自分では分かりづらいんですよね。数値化できない領域だし、自分だけのものだから人と比べることも出来ないし。


いまの自分のやり方で正解かどうかが答え合わせができない領域なんですよね。なんだか、心もとない感じです。^^;

 

でもね、だからこそ、自分で「これでよし」「これでいいかな」と思えないとずっと答え探しすることになっちゃうんです、「これで ちゃんと感情を感じているかなぁ」って。

 

その時、感じている感情は感じることで、なくなっていきます。(減っていきます)分かりやすい例でいうと、「失恋して後、しばらく泣きつづけたらスッキリした!」とかね。

 

あ、ちなみに減っていくのは、ネガティブな感情だけね。楽しいとか幸せというポジティブな感情は感じると増えていきます。^^減ったら嫌だよね。^^;

 

「結婚して、すっごい幸せ〜〜〜!!!・・・あ、感じたから、幸せ感がなくなった〜(泣)」だと困る、困る。^^;


感じることで消えていくのはネガティブな感情だけ、ね。^^

 

ってことは、感情をちゃんと感じられているかを、もし知りたいって時は、

 

その出来事を思い出したときに嫌な気持ちが減っているか。スッキリしたり、楽になっているか。

が、一つの目安になりますよ。^^

 


そして、「感情を感じましょう」というとき大事なことは、 ”ちゃんと” 感じられているか、じゃーなくって、

それをすることで楽になっているか。幸せに向かっているか、ということ!

 

ちゃんと感じられているか、分からなくて、心配になるときもあると思いますが、


感じられているかどうかは、「計れない領域」「正解がない領域」と割り切って、楽になっているか、スッキリしているか、幸せに向かっているか、で判断してみてください。^^

 


「感情を感じた分だけ、体重が減ります。今日は、不安な気持ちを300グラム感じました〜」とか、言語化&数値化できたらいいのにね。^^

 

大事なことは、分かりづらく出来ているものですね。^^;

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次