
リミッティングビリーフ
・欲しがってはいけない
・くつろいではいけない
・楽しんではいけない
・成し遂げてはいけない
・怒りを出してはいけない
・目立ったら叩かれる
・できない私には価値がない
ビリーフ「考えてはいけない」とは
考えてはいけないビリーフがあると、文字通り、「考えられない」「考えることが苦手」となりやすいです。
そもそも「考える」というのは、
自分の知識や経験をもとに、筋道を立てて頭を働かせる。
そして自分なりの答えを出すこと。
これを無意識に禁止するビリーフなんですね。なので、

筋道をたてて考えられない

考えようとすると混乱する

ぐるぐる考えるけど 結論が出せない
となりやすいです。
また、特定のことだけ考えられない という人もいます。
たとえば、お金のことになると頭が真っ白になる、仕事の段取りを考えようとすると混乱する等、特定のテーマになると思考が停止してしまうのも、このビリーフの影響です。
サイキトモミうまく考えられないので「自分は頭が悪い」と思っている人も多いです
「考えてはいけない」ビリーフをゆるめるためにも、まずは一緒に理解を深めるところから始めていきましょう。
「考えてはいけない」診断チェックリスト
「考えてはいけない」ビリーフがあると、こういった悩み(特徴)を抱えやすいです。
考えることが出来ない
考えようとすると、頭が真っ白になる。混乱する。イライラしてくる。または、やることを思い出したり、気がついたらゲームをしたり動画を見ていたり。
そんな風に、考えようとしても、それが出来ない、、となります。
自分の考えを発表したり、意見を求められることも苦手に感じるかもしれません。
とはいえ、まったく考えることが出来ない、、という事はありません。考えることはできます。
ただ、深く考えたり、筋道をたててまとめる、自分がふさわしいと思う答えを出す、、、といった、じっくり頭を働かせることに、ブレーキがかかる感じです。
思うように考えられないので「自分は頭が悪い」と思っている人も多いです。
まわりに確認したくなる
「どうしたらいいですか?」「これで合ってますか?」「〇〇ですよね?」と、相手に意見や確認を求めることが多くなります。
いわゆる 指示待ち人間 になりやすいんですね。
無意識に考えることを放棄していることも多く、自分の意見がなかったり、または自分の考えに自信がないため、周りに確認したくなります。
感情的になりやすい
互いの考えを話し合おう場面で、キレたり泣いたり、ヒステリックになる等、感情的になりやすいです。
これば、考えるという「思考」が使えない分、「感情」で対処してしまうから、なんですね。
相手の話を感情で受け止めるので、こういった対処になりやすいです↓

正論を言われると大声で怒鳴って相手を黙らせる

自分と違う意見を言われると、責められてる気がする

相手の意見を聞かされると、自分が悪いような気がして悲しくなってしまう(被害者意識になりやすい)
また感情で話すので、ゴシップや噂話、人の悪口なども多くなりがちです。
ぐるぐる考えるが肝心なことは考えない
答えを出すために考える、改善や行動するために考える、というより、結論につながらないことを考え続ける人もいます。
たとえば、
過去の出来事を思い出して、ぐるぐる考える(でも改善策については考えない)
起業したいのに、稼ぐこととは関係ないことを考え続ける(周りからどう思われるか、起業後の大変さを想像する等)
といったように、一番大事なことを考えずに周辺のことを考えたり、すぐできる行動を考えずに過去や未来のことをぐるぐる考えてしまう、、、ということを繰り返します。
自分が考えたいように考えない
自分が考えたいように考えない、という形でこのビリーフが現れる人もいます。
たとえば、夫の考えを自分のものとして取り入れたり、親の意見を先回りにして考えたり等、誰かの考えを先読みして考えるんですね。
考えられるけど自由ではないパターンも、このビリーフの影響です。
占いに頼りやすい
やるかやらないか、いつやるか、どちらを選ぶのか。自分で考えて判断する場面において、考えることを放棄して、タロットカードを引いたり、運気や鑑定に頼ってしまう。
考えてはいけないビリーフがあると 占いに頼りやすくなる。カウンセリングをしていると、そう感じます。
とはいえ、「占いに頼る人には、必ずこのビリーフがある」と決めつけるものでは無いです。
サイキトモミ考えることができないと、より良くなるための思考や判断が出来なくなるので
サイキトモミ人生が停滞したり、数年たっても苦しい状況のまま、、となりやすいです。
サイキトモミチェックリストに当てはまる人は、このビリーフをゆるめて楽になっていきましょう
「考えてはいけない」ビリーフの家庭環境
考えてはいけないビリーフの人は、
子どもの頃に
考えることを促されなかった
という家庭環境がよく出てきます。どういうことか具体的に見ていきますね。
親の考えを押し付けられた
ひとつめは、親の考えを押し付けられ、自分で考えることを禁止されたケースです。
たとえば、親からのこんな言葉がけです↓
「(親の)言う通りにしなさい!」
「黙って言うことを聞きなさい」
「言う通りにしないと失敗するよ」
私も子育てしていると感じるんですけど、子どもが考えることって どうしてもまだ未熟なんですよね。どうしても先を見通したり、別の視点から考えることが まだ出来ません。
親自身が忙しかったり、子どもが失敗せず早くできるようにするために、子どもに指示したり、支配的に関わるなど、親の考えを押し付けてしまうんです。
子どもが本来もっている「自分で考える力」を奪ってしまうことで、このビリーフは刷り込まれます。

自分の考えをバカにされた
自分の考えをバカにされた、笑われた、、、という経験も、このビリーフに影響します。
子どもの頃、自分の考えをバカにされたり笑われると、
「私は考えられない人なんだ」
「自分の意見は大したことない」
「私の考えは笑われる…」
無意識にこう思い込んでしまうんですね。
また笑ったりバカにするだけでなく

どうせ考えても嫌な思いをする
そんな思いから、考えることを放棄してしまいます。
親からのしつけ
3つめは、親からのしつけです。
特定のことが考えられない場合に多いんですけど、
「お金のことは考えてはいけない」
「性的なことはタブー」
「将来のことはお母さんに任せて。あなたは勉強して」
といった、
特定のことを考えてはいけないと言い聞かされたケースです。

サイキトモミ上に書いた家庭環境は一例です。
サイキトモミ考える力が育たなかった家庭環境で育っても、大人になって幸せに暮らしている人は多くいらっしゃいます。
次は今からできる事を書いていきますね。
サイキトモミ親や家庭環境で人生は決まりません。いつからでも、どんな状況からでも、幸せになれます。
「考えてはいけない」をゆるめるために
たとえ今、考えることが苦手だったり、深く考えられずに悩んでいたとしても、もともと考える力は備わっています。誰もがちゃんと持っている能力なんですね。
ただ過去の出来事がキッカケで、「考えないことが当たり前になっているだけ」なのです。

そこから抜け出すためにやってみてほしいことは、考えていることを紙に書くこと です。
考えるという行為は、頭の中で行う「カタチのないもの」なので、途中で消えてしまったり、関係ないところに飛んでしまいやすいんですね。
だからこそ、書きながら考える。そうすることで、考えが途中で消えてしまったり、関係ないところに飛んでしまうことを防ぎたいのです。もし考えが脱線しても、ノートを見返したら元の思考に戻るじゃないですか。
なので、
カタチのない思考を紙に書くことで、カタチとして残しておく。
ただ漫然と考えるより、書いたものを目で確認しながら考えてみてください。

一つ注意が必要なのが、
このビリーフの特徴である「考えられないパターン」は解決するときにも現れるんですね。
たとえば、自分一人で解決しようとしても、
・途中で混乱してしまう
・起きた出来事をぐるぐる思い出してしまう
・感情に飲み込まれて自分を責めてしまう
といったように、解決したくても考えらずに中途半端で終わる… となりやすいです。
その結果、ぐるぐる考えるだけで解決しなかったり、数年経っても同じことで悩んでいたり、、、、という人が多いので、当てはまる人は、ぜひ解決できるカウンセラーを頼ってください。
解決するために必要なことは2つです。
サイキトモミ1. 考えてはいけないビリーフをゆるめる
サイキトモミ2. 考える練習をすること
この「考えてはいけない」ビリーフをゆるめて、幸せにつながる行動をとれるようにしていきましょう♪

「考えてはいけない」まとめ
考えることを放棄したり、感情で物事を判断してしまうパターンを変えて、
自分の意思と判断によって行動し、
また周りの考えも学び、受け入れていく。
考えてはいけないビリーフの人は、ここを目指していきますよ。
考えることができるか、できないかで、人生は大きく変わります。毎日のちいさな選択でさえ、変わってきます。
深くじっくり考えられるようになって、あなたらしい、後悔のない人生になるよう、心から応援しています。^^
リミッティングビリーフ
・欲しがってはいけない
・くつろいではいけない
・楽しんではいけない
・成し遂げてはいけない
・怒りを出してはいけない
・目立ったら叩かれる
・できない私には価値がない