こんにちは、心理カウンセラーの斉木智美です。
私は普段カウンセリングをしているんですけど、同時にね、カウンセリングの手法や考え方を広めることにも力を入れています。
というのも、私が理想としているのがコチラ↓

たとえば、川の流れをせき止める「大きな岩」と「小石」があったとしますね。川の水がすすすーっと流れるのを岩や石が止めている状態です。
この岩や石が、いわゆるメンタルブロック。「ビリーフ」とか「思い込み」ともいい、行動できない要因になります。
大きな岩は、自分一人だと取り除けません。重くて持てないし、自分一人の力には限界があります。なので、ここはカウンセリングで取り除いていきます。
大きな岩がなくなったら、川の水もザザザーーと流れていきますね。
そうなると気になるのが、残っている小石や小さな岩たちです。ここは、クライアントさん自身に「よいしょ、よいしょ」と取り除いてもらうイメージです。
どんな石が残っているかは、お一人お一人違うので、必要なセルフカウンセリングのやり方を具体的にお伝えしています。
そんな感じでね、カウンセリングとセルフカウンセリングの両輪で、幸せになっていくことを理想としています。
小さなお悩みすべてをカウンセラーに依頼するのって、時間もお金もかかるじゃないですか。正直なところ。
だからご自身でできることは、やっていただく。それでも解決しない課題は、セッションで解決していきます。
私は、クライアントさんご自身が「自分の思考のクセ」や「心理の知識」を知ることが大事だと思うんですね。
知ることで予防できたり、仮に落ち込んでも立ち直りが早くなりますし。
なので、継続セッションのクライアント様には、積極的にセルフカウンセリングをお伝えしています。毎回なにかしらの「宿題」をお出ししてます。
その延長として作ったのが、カウンセリングノート講座です。
ノートを使ったセルフカウンセリング術をお伝えする講座です。
くわしい講座の内容は、ブログでもお伝えしていきますが、は実際に受講された方のご感想をご紹介させてください↓
【カウンセリングノート講座ご感想】
ぐるぐる自分の中で迷走していた考えが、一つ一つ考えれるようになったと思います。
悩みが解決したというより、自分がやらねばならないと思っていた事と好きなこと、やりたくないことがごちゃ混ぜになっていたのがはっきりしたような感覚です。
元彼とのことも講座受ける時はまだ引きずっていたけど、後半では小さなしこり程度になっていました。
エネルギー不足の自分を受け入れることができたこと。
今はそのままの自分でいい、しょうがないよみたいな気持ちになれました。
以前に受けた講座とは、気持ちの持ち方や状況も違うけど全くちがう印象の内容だったと思います。
以前は、集団に意識を向けていたのが、今回は個々にあった内容を発信しているというのが伝わってきました。
この人にはこうだけど、今の私にはそれじゃないとか、言語化してくれないと全部自分も取り入れないとと思ってしまうので良かったです。
あとは、直感力という言葉。
私は今まで、自分のギリギリの状態の時には割とその直感力は働いてたような気がするという振り返りもありました。だから、今まで生きてこれたというか。
でも今回は、もっと優しい形で直感力が働いたような気がします。
ウォーキングとか普段は疲労状態の中で行なっていたのが、今回は時間や距離を気にせずフラットな状態で行えたことで自然と瞑想状態になれていたのだと思います。
その時の言葉をノートに書きとどめていくうちに(持ち歩くようにした自分も褒めてあげたいです)、物事の優先順位、今の私であれば体を整えること、今の体でやりたくない仕事はしない、ではやれる仕事なんだろうと考えの道筋ができてきました。
そこまでになると、不思議なもので、私の人間性や大事にしていることを尊重した転職サイトの担当の方に巡り会うことができました。
仕事でやっているからというより、思いやりや優しさが伝わってくるフォローをしてもらうことができて本当に良かったです。
そして、最終的には、私にとっての幸せとは、本当に望んでいることは何?と自分に問いかけることが多くなりました。
現実的な、困ったことは実は過去と未来に私自身が支配してきたことで、今現在に集中することの大切さみたいのを体感した感じです。
素敵なご感想をありがとうございました。^^
この受講生さんは、ノート講座が始まる少し前に、体調を崩し「今のしんどい働き方は続けられない」と退職されました。
そしてノート講座が終わるころに転職先が決まりました。
講座中は、ノートを使って
・自分を癒し、大切にすること
・自分の本音を探ること
・直感を拾い上げること
こういったことをね、誠実に、真摯に取り組まれていました。もともと直感が鋭い方なので、ここを取りこぼさず、幸せになるために活かせるよう意識してサポートさせていただきました。
ご自身の時間やペースを大事にしながら、長く働ける職場に転職されたので、また近況が聞けるのが楽しみです。ここから見守り、応援していますね。^^
