自分を大切にする生き方へ。自己否定をやめるために最初に取り組んだこと

自己否定が強すぎて、何から取り組んだらいいか分からない…

そう悩んでいた私が、大きく改善したキッカケは「怒りを出したこと」でした。

目次

自己否定+仕事人間だった頃

当時の私は、独身で40歳手前。

男性も多く成果主義な職場だったので「女は感情的になるし面倒くさい」と言われないよう、つねに冷静に機械的に働く。

そんな仕事人間でした。

忙しいくせに「いい人」でいたかった私は、なんでも一人で抱え込んでしまい、週末はぐったり寝たきりに。。

「私を好きになってくれる男性はいない」と思っていたので、結婚に縁がない分、ますます仕事に人生をかけていました。

心理セラピーを受けることに

ちょうどその頃、心理学の勉強の一環で、心理セッションを受けてみることに。

心理セラピーの勉強をしていて、その過程で「クライアント側も体験してみよう」と思ったのがキッカケです。

当時の私は、自信もなく自己否定で悩んでいたのに、自分が悩んでいることすら分かっていない状態

「苦しいし生きづらいけど、これが当たり前だよね」と思っていたので、

もしセラピーの勉強をしていなかったら、
「自己否定のない人生」も知らないまま、一生を終えていたと思います。

怒ることへの抵抗

心理セッションでは、セラピストさんから「怒りを出してみてください」と言われました。

「智美さんは怒りをガマンしすぎてます。だから今ここで怒りを出してみてください」って。

いやいやいやー。ちょっと勘弁してよ、

怒りを出すのは嫌いだし、人前で怒るのはもっと嫌いだし、今ここで怒るのは無理!!

あれこれ抵抗を試みたのですが、
良くなりたい気持ちもあったし、払ったお金の元をとりたい気持ちもあって笑、

嫌々、怒りを出してみることに…。

怒りを出してみての変化

怒ってみて最初に気づいたのは、
「私、こんなに怒ってたんだ」ということでした。

そして心理セッションと並行して、自分でも怒りを出し続けてみました。

自分の気持ちがわかるようになった

部下にイラっとした。上司が仕事しない。他部署の人が仕事を押し付けてくる。

イラっとしても「顔に出したらダメ」「大したことない」とスルーしてきたけど、

こんなにも怒っていたんだ…。

ここまで「自分の気持ち」を見てこなかったことに愕然としました。

思考優位で結果だそうとか、他人を優先しようと頑張ってきた割に、

自分のことは置いてきぼりだったんだなーって。

怒りを出したことで、これまで我慢してきた本音がわかるようになりました。

自分の欲求を伝えられるようになった

本音がわかるようになったら、

・やりたいこと
・やりたくないこと

・してほしいこと
・してほしくないこと

そういった「欲求」も伝えられるようになりました。

もちろん相手や状況にもよるけど、
自分が「こうしたい」「こうしてほしい」と思っているのに、それを我慢するから、

不満や怒り、被害者意識になってしまうと思ったんです。

だから怒った時ほど、ちゃんと「私はこうしたい」「こうしてもらえると嬉しい」と伝えるようにしました。

さくさく行動できるようになった

怒りが出せるようになったら、「やりたい!」と思ったことをすぐ行動できるようになりました。

不満も自己否定も減って内面がスッキリしたからか、とにかくフットワークが軽いんですよ。

心理的な面から見えても、怒りが出せると「行動力」や「主張する力」は上がっていきます。

怒りを出すほど、自分の本音と行動が一致するので、自己肯定感も出てきました。

モテ期がきた

怒れるようになったら、不思議なことに人生初のモテ期がきました。笑

私だけでなく、怒りを出したら恋愛結婚がうまくいったクライアントさんはたくさんいます。

なぜ怒りを出すとモテ期や恋愛結婚がうまくいくのか。

私なりの仮説があるのですが、それはまた別記事でお伝えしたいと思います。

自分を大切にするなら「怒り」から

自己否定がつよすぎて、具体的に何をしたらいいのか分からない。

どうやって自分を大切にしたらいいのか分からない。

その状態から抜け出せたキッカケは、私の場合は「怒りを出したこと」でした。

イライラや不満といった「表面的な怒り」ではなく、「心の底からの叫び」に近い怒りです。

ないがしろにしたり封印しがちな「怒る気持ち」を尊重したことが

「自分を大切にすること」につながり、また自己否定パターンも減っていきました。

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怒りを出すといっても、相手に直接ぶつけなくていいんです。

職場で我慢した怒りを、一人時間に吐き出す。

溜め込んだストレスを早めに発散させる。

カウンセリングでも、ノート講座でも、自己否定をやめるために「怒りを出すこと」を大事にしています。

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